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新着情報

千葉県銚子市で適用除外求める意見書採択。全国186の自治体に広がりました

☆08年9月議会で「継続審査」になっていた請願と陳情が「採択」に

 今回、「共済の今日と未来を考える千葉懇話会」から自治体意見書採択の追加情報が寄せられました。千葉県銚子市での意見書採択です。
 「千葉懇話会」からの連絡では、昨年9月議会で「継続審査」になっていた陳情が採択されたそうです。前回ご案内しました「香取郡多古町」での意見書採択も同様の経過だったそうです。
 「千葉懇話会」の皆様の訴えが今回、銚子市議会に届き、市民生活に直結し、差し迫った問題となっている自主共済を守り継続させるため、新保険業法の適用除外とするよう求める意見書採択という形で実を結ぶことができました。
 千葉懇話会のみなさま、銚子市議会関係者のみなさま、ありがとうございました。そして香取郡多古町のみなさま、これまでに意見書を採択してくださったすべての議会関係者のみなさま、ありがとうございました。

☆当ホームページの「意見書採択状況」をご覧ください

 今回の追加情報を合わせて、全国186の自治体(4県70市69町42村)で意見書が採択されたことになります(2009年3月25日現在)。
 全国の意見書採択情報は、当ホームページの「意見書採択状況」の頁のトップに一覧表がありますのでご参照ください。

☆意見書採択情報や関連資料を引き続きお寄せくださるようお願いします

 全国の懇話会関係者のみなさまにお願いです。
 全国各地で自治体意見書の採択が増えてきました。引き続きこうした情報をお寄せくださるようお願いします。
また、採択された「意見書」(PDF)等の資料がございましたら、後日に別途送付でもかまいませんので、宜しくお願いします。


自治体意見書採択が全国185の自治体に広がりました


☆千葉県と広島県から、自治体意見書採択の追加情報が寄せられました

 今回、「共済の今日と未来を考える千葉懇話会」と「共済の今日と未来を考える広島懇話会」から自治体意見書採択の追加情報が寄せられましたので報告します。
 千葉県のみなさま、広島県のみなさま、ありがとうございます。
 今回は、千葉県香取郡多古町と東庄町で、広島県福山市で意見書が採択された情報です。
 今回の追加情報を合わせて、全国185の自治体(4県69市69町42村)で意見書が採択されたことになります(2009年3月23日現在)。
 全国の意見書採択情報は、当ホームページの「意見書採択状況」の頁のトップに一覧表がありますのでご参照ください。

☆請願や陳情に真摯に耳を傾け、積極的に研究し、行政に反映する努力を

 いま国会内では、会員同士の助け合いの自主共済制度を守ろうと、与野党国会議員の新たな行動が広がりを見せ始めています。
 また、全国各地では、この間の自治体意見書採択の報告からも読み取っていただけると思いますが、地方公共団体としての役割を発揮しよう、地域住民の生活に根ざした要求を取り上げて正面から審議し、政府関係機関への意見書として取りまとめようとする動きが広がっています。
 各地から寄せられる報告から伝わってくることは、自主共済を新保険業法の適用除外とする住民の要望を正面から受け止めて議会で審議する自治体が増えてきていることです。しかし、一方で何を理由としているのかわかりませんが、「継続審査」や「不採択」を要望する議員の発言に議会が左右されてしまう自治体、あるいは結論を出さない自治体、資料を机上に配付するとか、報告のみで済ませている自治体など、その対応の違いの大きさに驚かされます。
 地方公共団体の役割は、その地域内の住民を構成員として行政を行う、地域住民の要求に根ざして活動することです。そうであるならば、請願や陳情に真摯に耳を傾けること、それらの内容を積極的に調査・研究し、行政に反映する努力を行うことが求められているのではないでしょうか。

☆ある地方公共団体の議会での話−このようなことでいいのでしょうか

 ある地方公共団体の議会の様子の一つとして、こうした願いに反するような悲しい話が伝わってきました(みなさまのお住まいの自治体の対応はどうでしょう。議会の議事録や中継放送などが、各自治体のホームページにアップされていますのでぜひご覧ください)。
(ある地方公共団体の議会での話)
 委員長から各委員に、自主共済を適用除外とするよう求める請願が提出されているが、この問題に対応する部署が決まっていないとして、どのようにこの問題を扱うかが諮られました。
 それに対して、ある委員からは資料があるので時間をとって、陳情者から趣旨説明を受けたいとの発言がありました。
 また、別の委員からは、陳情の審査のうえで、当事者から趣旨説明を受け、質疑応答ができれば、この問題に対する理解を深められる。陳情者も、説明のためにここに来ているので、ぜひ、説明を受けたいとの発言がありました。
 (ここまではいいのですが、こうした発言に対して)別の委員からは、この議題については、十分な認識がないので、「継続審査にしたい」旨の発言が出されました。
 さらに別の委員からは、陳情者だけから話を聞くと、理解する上で偏る旨の発言まで出されました。
 きちんとした調査や研究もされずに、こうした発言が出てくるのは、どうしてなのでしょうか。まったく理解ができません。
 そして悲しいことに、こうした討論の末に結局、6月議会への「継続審査」となってしまいました。

 これはあくまでも、ある自治体の議会での様子、一つの例に過ぎないのかもしれません。
 しかし、自分たちがくらす自治体で、このようなこと起きていて、それで済ませていていいのでしょうか。
 住民の意見を十分取り入れることは、開かれた議会をつくる上で最も重要なことの一つです。また、そのことこそが各地で努力を重ねている「議会改革」の目的ではないでしょうか。

 全国各地で自治体意見書の採択が日を追って増えています。こうした状況は、住民も議会も地方公共団体の役割を発揮できるよう、そしてより豊かな自治体にするために、それぞれに努力を積み重ねてきた結果ではないでしょうか。

☆一人の犠牲者も出さないように

 すべての政党、会派の議員、議会関係者のみなさまに心から訴えます。
 新保険業法のために制度廃止を余儀なくされる自主共済がこれ以上でないようにしましょう。新保険業法のために、自主共済の加入者が被害を受ける事態がこれ以上広がらないようにしましょう。そのためには実効ある救済措置を早急に講じていただくことが必要です。自主共済を守ってほしい!新保険業法の適用除外としてほしい!!という住民の願いを、どうか真摯に受け止めてください。事情や資料の説明などに耳を傾けてください。そして、十分に審議のうえ、ぜひとも意見書として採択していただき、政府・関係機関に適用除外の実現を要請してくださるよう心から訴えます。

 私たちは、一日も早い自主共済の救済措置が講じられるよう求めるとともに、新保険業法の適用除外が実現されるよう、これからも全力で運動を推進してまいります。

 全国各地で自主共済の運営に携わっているみなさま。
 自らの気持ちと要求を声に出していきましょう。請願署名や自治体への請願・陳情などにご一緒に取り組んでまいりましょう。宜しくお願いいたします。


北海道・兵庫・広島各県懇話会から自治体意見書採択の追加情報が寄せられました

―全国182の自治体に広がりました―

☆北海道、兵庫県、広島県のみなさま、情報ありがとうございます

 今回、「共済の今日と未来を考える北海道懇話会」、「共済の今日と未来を考える兵庫懇話会」、「共済の今日と未来を考える広島懇話会」から3自治体で意見書が採択されたとの情報が寄せられましたので報告します。
 北海道のみなさま、兵庫県のみなさま、広島県のみなさま、ありがとうございます。
 北海道では「常呂郡置戸町(おけとちょう)」で、兵庫県では「南あわじ市」で、広島県では「庄原市」でそれぞれ意見書が採択されました。

 今回の追加情報を合わせて、ついに180を突破し、全国182の自治体(4県68市67町42村)で意見書が採択されたことになります(2009年3月17日現在)。
 全国の意見書採択情報は、当ホームページの「意見書採択状況」の頁のトップに一覧表がありますのでご参照ください。

 全国各地の地域懇話会のみなさま、自主共済を運営するさまざまな団体やご加入者のみなさまが、この間、本当に会員同士の助け合いの制度と心、これまでに果たしてきた役割を守りぬこう、継続させよう、そして発展させようと、東奔西走して議会関係者のみなさまに協力を訴え続けてくださっています。そうした努力の積み重ねが今日の意見書採択の広がりに結びついています。議会関係者のみなさまも、自主共済を何とか守ろうと、正面から受け止めてくださっています。ありがとうございます。現在審議中の議会をはじめ、これから取り上げようとしている議会のみなさま、どうか引き続き宜しくお願いします。

☆すべての政党、議会関係者のみなさまへ心から訴えます

 私たちは、これからも一人として痛ましい犠牲者が出ることがないよう、一日も早い自主共済の新保険業法の適用除外の実現を求めて運動を続けてまいります。そして新保険業法のために制度廃止を余儀なくされる自主共済がこれ以上でないように、新保険業法のために加入者が被害をうける事態が広がらないように、早急なる救済措置を講じてくださるよう、すべての政党、議員のみなさまに心から訴えます。
 議会関係者のみなさま。自主共済を守ってほしい! 新保険業法の適用除外としてほしい!! という住民の願いを、どうか真摯に受け止めていただき、事情説明などに耳を傾けてください。そして、十分に審議のうえ、ぜひとも意見書として採択していただきますよう心から訴えます。
 事情や説明もろくに聞かずに「継続審査」にするとか、報告や資料配付のみの取り扱いにはしないでください。それでは住民の声は議会に十分に反映されません。議員各位にも、今何が起こっているのかが理解されないでしょう。
 住民の声が反映される議会として、十分にご審議のうえ、意見書を採択してくださるよう心から訴えます。

☆新保険業法の適用除外をめざし頑張りましょう!!

 全国から自主共済を新保険業法の適用除外とするよう訴えを強めていきましょう。
 みなさまの、さらなるご活躍を心からお願いいたします。頑張りましょう!!


第3回「共済の今日と未来を考える懇話会」国会行動のご報告


☆40人の参加で、終日行動しました

 「共済の今日と未来を考える懇話会」(以下、全国懇話会)は2009年3月11日、今年3回目になる全国懇話会としての国会行動を実施しました。今回は、東京、愛知、大阪、兵庫各地域懇話会のメンバーと、静岡県の懇話会発足準備に携わる方々など、全国から40人の参加を得て終日行動することができました。

☆事前準備が重要

挨拶に立つ斉藤さん

 行動前の打ち合わせで挨拶に立った斉藤さん(全国懇話会窓口団体の日本勤労者山岳連盟理事長)は、今年3回目になる今回の国会行動で、適用除外の必要性と超党派での実現を迫るため、より多くの国会議員に強く訴えようと呼びかけました。そして、前回までの国会行動では、各県から議員事務所へ事前に訪問の連絡や面談の予約を取り付けるなどの準備がすすめられた結果、議員本人へ直接訴えることや、委員会等の関係で急遽不在となる場合でも、政策秘書などが陳情団の訴えによく耳を傾けて、要望事項への賛意の表明や、今後の行動をすすめるうえで貴重な助言を寄せてくださる方が多数だったと述べ、事前準備の重要性を指摘しました。今回の行動でも、そうした経験をふまえて事前によく準備し、面談予定のいくつかにもふれて、こうした行動の積み重ねの中で、前回の国会以上に、自主共済を守る運動への理解と支持を広げようと訴えました。

本並さんから、自主共済をはじめ公益法人の共済などをめぐる情勢や各党国会議員の賛同状況などの報告を受けて、打ち合わせを行う参加者

 この後、本並さん(全国保険医団体連合会事務局主査)から、事前打ち合わせに関する報告がありました。この中で与党議員の賛同状況、野党各党の政策や議員の発言、自治体意見書採択状況などが報告されました。また、第3回国会行動にあわせて、各県で地元国会議員事務所を訪問するなど、事前の要請や懇談が行われたことが、この日の行動に結びついた事例も報告されました。各県懇話会のみなさま、ありがとうございました。

☆与野党国会議員の中に広がる適用除外への理解と支持の声

<与党議員から資料請求や励ましの声寄せられる>
 前回の行動に続いて、与党の複数の議員から、次のような声が寄せられました。
○特定の団体だけの共済の問題ではない、これまできちんと運営されてきた自主共済全体を守っていく必要がある
○党の関係部門責任者への働きかけと同時に、私自身が動きたい
○「ガイアツ」があったと聞くが、具体例の紹介と資料がほしい
○自主共済と「ニセ共済」を区別する説明をもっと広げたほうがよい  などなど。

<野党議員からは、自主共済を守る自党としての姿勢を説明、引き続き協力する!等の声>
 野党議員からは、自主共済を守るために努力する自党の姿勢は変わっていないとの態度表明や、引き続き協力する。党派を超えた行動が必要、などの意見や懇話会の行動と主張への賛意などが寄せられました。


☆毅然とした大人の姿勢を示しましょう

訪問先や訴えの内容を再確認する行動参加者

 新保険業法は、「共済」の名を騙り、詐欺や不当な営業行為によって引き起こされる被害から、「契約者・消費者」を保護することが法改定の趣旨であった説明されています。そうであるならば、自主共済全体が適用除外とされることは当然のことだと考えます。
 会員同士の助け合いの制度として、長年にわたり健全に運営されてきた自主共済。会員・加入者に何の瑕疵もつくらずに運営してきた自主共済が、新保険業法の行き過ぎた規制で運営できなくなれば、一番困るのは加入者です。「契約者・消費者保護」のためにも自主共済を適用除外にするとともに、現に進行している困難な状況を是正し、早急に実効ある救済措置を講じるべきです。

 私たちが訴える自主共済を新保険業法の適用除外に!の要求や主張は、与野党国会議員の中に理解と支持、そして支援を広げています。しかし、その一方で、わずかではありますが、遠方から飛行機や列車を乗り継いで上京した陳情団の訴えに、きちんと耳を傾けてもらえなかったり、すぐにも引き取ってくれと言わんばかりの態度で接する秘書の対応があったとの悲しい報告も寄せられました。国のあり方が問われ、国民のいのちとくらしがかかっている陳情です。私たちは、もっとしっかりと声を広げていかなければなりません。

 「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法はかかる原理に基くものである。」こう明記された日本国憲法の言葉を、私たちは、しっかりと噛みしめ、胸に刻んで、国会議員や秘書の方々に今後とも粘り強く訴えていきましょう。

 国会には毎日のよう小中学生が社会科見学に訪れています。
 子どもたちが目にするのは、国会議事堂や議員会館の建物だけではありません。
 議員会館前を行き交う国会議員や秘書の方々、私たちのような陳情に出向く人々。くらしを守って!と訴え、座り込みをする人々。大人たちの姿を子どもたちは見ています。
 未来の日本を担う子どもたちに、私たち大人は毅然とした姿を、もっともっと示していかなければならないと切実に思う今日この頃です。
 私たち自身が、この国の政治そのものつくっているのだという強い自覚を持ち、国民のくらしを守ることへの覚悟と行動を、そしてすべての国民の力で、これからの日本、豊かな国を創っていこうとする力強い前向きな姿勢というものを、国会議員、議員秘書、そして陳情する私たち自身が行動することを通じて示していくべきではないでしょうか。


☆次回、4月23日の国会行動へご参加を

 次回、第4回国会行動は、4月23日(木)に決定しました。
 多くのみなさまのご参加をお待ちしています。


■千葉・三重・広島各県から自治体意見書採択の追加情報が寄せられました―全国179の自治体に広がりました―


☆千葉県、三重県、広島県のみなさま、情報ありがとうございます

 今回、「共済の今日と未来を考える千葉懇話会」、「共済の今日と未来を考える懇話会みえ」、「共済の今日と未来を考える広島懇話会」から4自治体で意見書が採択されたとの情報が寄せられましたので報告します。
 千葉県のみなさま、三重県のみなさま、広島県のみなさま、ありがとうございます。
 千葉県では印旛郡酒々井町(しすいまち)で、三重県では川越町と度会郡度会町で、広島県では大竹市で意見書が採択されました。

 今回の追加情報を合わせて、全国179の自治体(4県66市66町42村)で意見書が採択されました(2009年3月13日現在)。
 全国の意見書採択情報は、当ホームページの「意見書採択状況」の頁のトップに一覧表がありますのでご参照ください。

 全国各地の地域懇話会のみなさま、自主共済を運営するさまざまな団体やご加入者のみなさまにより、議会や議会事務局など関係者への説明や協力の訴えが続けられています。そうしたご奮闘の積み重ねにより、昨年段階で継続審査、閉会中審査となったケースについて採択に結びつくように、また、新たな請願・陳情として議会への訴えが続けられ、今回の結果報告につながっています。全国を励ます元気の出る情報をお寄せいただきましたことに感謝します。ありがとうございました。引き続き宜しくお願いいたします。


☆自治体、議会関係者のみなさまへお願いします

 各地の自治体では、住民の声を、より議会に反映させるため、さまざまな改革が取り組まれているそうです。そうした改革の中で、自主共済を新保険業法の適用除外にしてほしい!という願いをこめた住民からの請願や陳情が提出されたときには、ぜひ議会で取り上げていただきたいと願っています。
 意見書採択の請願は、自主共済を守ってほしい!という住民のいのちとくらしに直結した切実な要望です。事情も聞かず「継続審査」にするなどの意見が出されないよう願います。
 議会関係者のみなさま。どうか自主共済を守ってほしい!新保険業法の適用除外としてほしい!!という住民の願いを真摯に受け止めていただき、事情説明などに耳を傾けていただいて、審議のうえ、ぜひとも意見書として採択していただきますよう心から訴えます。報告や資料配付のみの取り扱いでは、住民の声は議会に十分に反映されませんし、「議会だより」で報告されても、広く住民には切実な願いが声としても届きません。
 住民の声が反映される議会として、十分にご審議いただき、いま日本中で何が起きているのかを受け止めてください。そして、地域から日本の国の政治をつくる役割を大いに発揮してくださるよう心から訴えます。


☆新保険業法の適用除外をめざし頑張りましょう!!

 全国から自主共済を新保険業法の適用除外とするよう訴えを強めていきましょう。
 みなさまのさらなるご活躍を心からお願いいたします。頑張りましょう!!