新着情報
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2009年第5回国会行動と院内集会のご報告
全国懇話会は5月21日(木)、参議院議員会館を集合場所として、今年5回目となる全国懇話会としての国会行動を実施しました。
国会内集会には青森、山形、千葉、東京、神奈川、愛知、三重、京都、大阪、兵庫各都府県の懇話会と準備会、議員・秘書、マスコミ関係者の皆様が87人参加してくださいました。
続いて全国懇話会の窓口団体である労山の斉藤さんから基調報告がありました。
同時に注意すべき点も指摘されました。
その一つは、新保険業法が施行された後になって金融庁が説明し始めた「法的外延」(個別の監督・規制法)が必要だとする主張を認めてしまうことになり、金融庁がぎりぎり了解できる監督法の下に置く方式以外は一切認めないとする金融庁のこれまでの対応を結果として補完してしまう危険性があると発言しました。しかし、この論法は、まさにPTA安全互助会が適用除外から一転して法規制の対象にされた経緯の中で在日米国商工会議所が提出した意見書に示した、「たとえば都道府県単位の『PTA連合会』による共済等に対しては、それらが他の法律の特別の規定によるものでない限り保険業法を適用すべきである。」という主張を許容することになることに十分留意しなければなりません。そしてもう一つの問題は、実現不可能な話ではあるが、同様の対応方法で、自主共済を運営する全ての団体、全ての分野を網羅することはできないことは明らかだと指摘しました。実際に対応しようとすれば、新たな法律案を100も200も用意しなければならず、それに伴う監督規制のための所管と体制が必要になることからも問題は明らかです。これでは膨大な準備と審議の時間とともに莫大な費用が要求されることは必至であり、そのようになれば、今日明日をおもんばかっている団体の共済制度廃止をとどめることは到底できないと指摘しました。
斎藤さんは、PTA安全互助会をはじめ青少年教育関係諸団体が求める自主共済の適用除外と、早急なる救済措置こそが必要であり、その具体化は、私たちの要望でもあるとして、この要望を実現できる当面の道は、既に経験済みの経過措置期間延長と遡及適用である、と指摘し、本当の意味で自主共済を守り抜くためにも、諸団体が一致団結して最後まで頑張りぬくことが必要であると訴えました。
斎藤さんは、金融庁が依然として新保険業法による規制の徹底、適用除外の拡大を拒否する頑固な姿勢をとり続けている問題に触れ、毎日のように、そして日を追って制度廃止せざるを得ない気持ちにさいなまれている団体や自主共済運営関係者、加入者の不安感の増大に応えようとしない金融庁の姿勢を批判しました。そして、今まさに待ったなしの情勢であり、こうした状況を急速に変え、金融庁の頑なな態度を変えさせていくためにも、全ての自主共済が共通して要求できる経過措置期間の延長と遡及適用の要求を与野党が一致して議員立法で具体化してもらうこと、全政党が適用除外をマニフェストに掲げて具体化に向けて動き出してもらうことが何としても必要だと訴えました。
新型インフルエンザや医師不足対策などが必要といわれるなかで、第一線医療を守るためにも自主共済が必要、と訴える医師・歯科医師の発言
基調報告の締めくくりとして斎藤さんは、今後の運動の展望と課題について、次の6点にまとめて報告しました。
次に、今回PTA安全互助会や青少年教育関係団体等が実施する共済について、新保険業法の規制への対応が必要になったとして、新たな法案の検討に動き始めたことは、前述するような問題を含みつつも、自主共済の適用除外に強い拒絶の姿勢を示してきた金融庁の「壁」の一角が崩れ始めたことを示すものであり、運動の広がりに確信を持って進んでいきましょうと報告しました。しかし、楽観論は禁物で、新たな法制化の動きの背景には、金融庁が依然として自主共済を救済しようとしない頑なな姿勢があることを想起し、これらを打ち破るためには、全国の懇話会、諸団体との連帯と大同団結が必要であり、協力する自主共済、制度共済の皆さんと協力を広げようと呼びかけました。 |
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5月21日(木)の国会行動・院内集会に向けた準備とご参加のお願い
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「要請はがき」に寄せられたご意見をご紹介します(第2弾)
当ホームページに「『要請はがき』への一言」コーナーをつくり、はがき要請署名に寄せられたご意見をご紹介しましたが、今回は、その後寄せられた主なご意見を第2弾としてご紹介します。 なお、お預かりしました「要請はがき」は、各地域懇話会を通じて各県選出の国会議員への要請などに反映されていますのでお知らせします。ご協力いただき、ありがとうございます。 引き続き請願署名と「要請はがき」付リーフレットを、大いにご活用くださいますようお訴えいたします。 |
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2009年第4回国会行動のご報告
共済の今日と未来を考える懇話会(以下、全国懇話会)は4月23日(木)、参議院議員会館を集合場所として、今年4回目となる全国懇話会としての国会行動を実施しました。
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各地から意見書採択情報が次々と報告されています。 |
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