5月15日の国会行動のご報告と、今後の行動へのご協力のお願い

 自主共済を守るために奮闘されている全国各地のみなさま、こんにちは。
 前回呼びかけました2008年5月15日(木曜日)の国会行動についてご報告します。
 当日は、全国の懇話会関係者と地方の懇話会関係者が協力して、自主共済を守るため、終日国会行動を実施しました。その中で、与野党国会議員から、私たちの運動に励みとなる新しい動きもありましたので、その点を中心にお伝えします。

◎5月15日の国会行動のご報告
 5月15日は、別紙の要望書と、「共済の歴史と未来-『自主共済規制問題』は日本をダメにする」(※)、この間の自主共済をめぐる新聞報道等の資料を携え、衆参両院の財金委員を中心に、地域版「懇話会」の地元選出国会議員への陳情を終日実施しました。また、前日14日にも一部議員を訪問して同趣旨で陳情しました。
(※懇話会のパンフレット=本HPの「冊子紹介」をご参照ください)
 要請内容は、前回に引き続き新保険業法の「経過措置期間」の延長と、その4月1日からの遡及適用を求め、自主共済を新保険業法の適用除外にさせるべく各党が一致協力して行動していただくよう求めるものです。

与党・野党の立場を超えて……この問題は直ちに解決しないといけない
 この日の行動は、地域版「懇話会」のメンバーが上京しての直接行動参加とともに、議員への面談を取り付けて、要請を受けてもらえるよう事前の手配に参加していただいた方々など、幅広い連携と参加を実現しました。
 議員への訴えの中では、「経過措置期間が終了したことにより、少なくない自主共済団体が積立金等を取り崩しながら適用除外を求めた運動を行っている」などの実態説明と、「与野党の立場を超え、全会派が一致協力して経過措置期間の延長と、その4月1日からの遡及適用を実現すること」、「自主共済を新保険業法の適用除外にさせるべく各党が一致協力して行動すること」などの要望を伝え、自主共済を守るための実効ある措置を直ちに実施していただくよう要請しました。
 応対した野党議員の中からは、「この問題は直ちに解決しないといけない」、「与党の議員とも相談したい」と話して、その場で与党議員に電話をかけてくれる場面もありました。
 電話を受けた与党議員からは、「市場原理主義は問題だ」、「国会内で自主共済の勉強会を開いて与野党の賛同議員に参加を呼びかけた方がよい」、「与党の有力議員を紹介したい」など、自主共済を守るための行動と、協力を約束してくれる積極的な応対もありました。

要請を受ける後藤田正純議員

要請を受ける中川正春議員

要請を受ける松野頼久議員

要請を受ける馬淵澄夫議員

要請を受ける佐々木憲昭議員